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スズガモ♀幼羽 18/10/02 草津市
琵琶湖南部の湖岸から観察した。琵琶湖でもカモの飛来は遅く、総数はざっと300強くらい。この時期なら1000に迫る数が群れていてもおかしくないのではないかと思う。スズガモ属の混群が沖を次々南下していく中で数羽至近で観察できた。
嘴基部の白色部はぼんやりとした印象を受ける。やや華奢で、虹彩は明らかに鈍く嘴は鉛色である。耳羽付近に不明瞭な小さな淡色部が見える。

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同上
特に琵琶湖南部のスズガモはじっくり観察できることが多いように感じる。大して北部のカモ類は明らかに警戒心が高く、沖遠くをスコープで観察することになる。種数個体数は北部が勝るが、対して個体を観察するには不向きである。町が多く警戒心がそれほど高くない個体の多い南部は個体を観察することに向いている。
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同上
次列は白色。