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オカヨシガモ♀成鳥雄化個体 18/11/20 二条城
個人的通算二個体目のオカヨシガモ雄化個体。帰り際に立ち寄った二条城で発見した。あまりに予想外の遭遇に驚いてしまった。
見ての通り、そこら中に波状斑と粗い横斑が発現している。非生殖羽に相当する羽毛は丸みがあり、嘴の黒斑、尾羽からみても成鳥で良いと思う。この個体の肩羽は♂生殖羽的なパターンながら♂よりも太く♀よりも細い雌雄中間的な形状をしている。
脇は通常の換羽のパターンとは異なり中央部分に中途半端に波状斑が出現しており、側胸付近から胸にかけては粗いC字状の斑が出ている。上尾筒は一部に非生殖羽を残す以外は♂生殖羽と変わらない色である。
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同上
下尾筒はやや下腹との境界が曖昧だが、ほとんど♂と変わらない。腹部は白く幼羽の残存は見られない。

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同上
比較写真としてはあまりよくないが、頭部や全体の印象は奥の♂よりも華奢である。観察中は奥の♂と常に行動していた。

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同上
左側もあまり変わらない。三列は♂に近くやや鎌形に垂れさがる。顔もややツートン状。
昨季、鴨川で観察したオカヨシガモ雄化よりもさらに雄化が進行したタイプである。その個体と同一かは不明。雄化であるということや、鴨川個体の観察時期は2月から3月であり嘴も時期により変化する可能性も考えれば判別は難しい。標識の無い個体を識別するのはこうした場面では中々困難である。

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同上

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同上
右の♀と見比べてもかなり違和感がある。