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アカハジロ♂成鳥生殖羽 18/12/28 堺市
3シーズン(?)連続飛来の個体。住之江の個体の渡来が途絶え、大阪アカハジロの系譜を引き継ぐかのように最終渡来年にこの個体は発見された。成鳥での飛来のため少なくとも第四回生殖羽以降の個体である。
特に稀な種としてただでさえ飛来の少ないアカハジロに関して中々検討するのは難しいものがある。私も住之江個体を含め2個体目。
脇の食い込みはアカハジロとしては浅めである。昨季2月に観察した際、頭部に僅かに赤茶系の光沢が見えていたが、かなり微妙なもので今季は特に見られず。構造色によるものかもしれないと今になって思うようになった。これらの点が引っかかり当初はわずかにメジロガモの血統を引いた雑種である可能性を感じていた。
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同上
姿勢によっては脇の白色部はさらに浅く見える。頭部もややおにぎり頭でメジロガモ的な形状にも見える。ただしこれも角度によっては普通のアカハジロに見える瞬間もある。はなから疑ってかかってしまうと姿勢や個体差として考えられるものが一つ一つ引っかかる。
これら上記はアカハジロの個体差なのか他種との雑種の痕跡なのか経験がほとんどない私には判断できない(というよりはすべきではない?)。しかし、逆を言えばこれら以外は全くもってアカハジロとして問題無いようにも思う。英名での画像検索でもこのようなアカハジロは複数ヒットしたため、個体差として考えるほうが自然なのかもしれない。
昨季の印象が強い上に住之江個体があまりに印象的でバイアス懸った見方をしていたのは否めない。
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同上
下腹に波状斑がある。

当初の見解や以前のエントリーとは大きく反した記事になるが、分からないなりに自分で迷ったのも事実。そうしたものは残しておきたいと思う。つい先日もSNSの方で雑種の可能性を示唆した投稿をしたが、ここ数日様々な画像や他者の意見にも触れこうした意見に落ち着いた。ただし、決めつけてしまわずに今後も観察していきたいと思う。

神奈川のメジロガモもそうだが、中々こうした種の個体差の範囲というものをつかむのが難しい。

元旦に投稿したつもりが何故か下書きに入っていた。一応予約投稿した時間に合わせなおし投稿する。(1/2追記)