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アメリカヒドリ♀幼羽→第一回生殖羽 19/01/21 京都市
市内のごく狭い水路で見つけた。他にヒドリガモが50弱ほど。市内とはいえ、町中からやや外れるためか警戒心は市内に飛来する個体にしては警戒心が若干高めに感じた。
到着し、水路に堤防に着いた時から肉眼でもその銀灰色の頭が目につくほどだった。
一見すると明確な幼羽は無く、♀成鳥と大きく変わらないように見えるが、肩羽後方数枚は著しく摩耗しており、幼羽と思われる。脇羽は特に成鳥と差が無く、ほとんどを第一回生殖羽に換羽しているようだが、(拡大しないとわかりにくいが)側胸付近に4枚ほど摩耗し尖った部分がありこれらは幼羽かもしれない。
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同上
腋はほぼ白色である。羽先に僅かに褐色部分があるもののこうした模様はアメリカヒドリでもあるよようで、個体差として考えるのが妥当だろう。
p4、p3は羽軸が折れてしまっている。大雨覆の白色部がやや広く、白帯状になっているが、中雨覆、小雨覆中心に暗色部が多く、いかにも幼羽的な細い羽縁が目立つため幼鳥のパターンとして問題ないと思われる。三列も丸みが強くやや摩耗がみられる。
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同上
対岸の自転車に驚き、やや下流へ群れごと飛翔。角度によって大雨覆の印象が変わる。こうしてみるとかなり白の印象が強くなる。この時は雲がかかりやや暗かった。
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同上
腰も羽縁がやや狭く、一様に暗褐色に広がっている。これらは羽縁がはっきりし、一見するとパリッとした印象を持つ成鳥とは異なるため幼羽だろうか。
順光時、光が強くあたると白色部の印象はまた変わる。
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同上
尾羽に幼羽は残っていない。
アメリカヒドリはヒドリガモに比べやや換羽は速く感じる。12月以降観察したアメリカヒドリは全て換羽を完了しており、ヒドリガモのように非生殖羽が多く残る個体はいなかった。
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同上
発見時。ヒドリガモの群れに溶け込んでいたが、明らかな灰色の頭が目立っていた。
これで京都市内3個体目のアメリカヒドリを観察したことになる。
1羽目は鴨川西賀茂あたりで観察した♂成鳥。2羽目同じく鴨川五条大橋、及びくいな橋付近で観察した♂成鳥。そして3羽目は本記事の♀幼鳥。