オナガガモ♂幼羽→第一回生殖羽 18/11/20 鴨川
肩羽、脇羽ともに縦斑の傾向が強く、羽先も概ね途切れているため幼羽と判断できる。全身に波状斑が出現しており第一回生殖羽に移行中である。最外三列風切羽は外弁に黒色部があり、これは成鳥でも見られ簡易的な雌雄判別のポイントとして使える。
同上
尾羽にはV字状の切れ込みが入りこれらも幼羽である。上尾筒も縦斑があり摩耗が強い。これらも幼羽である。この個体は最内三列において顕著であるが、三列風切羽に小さな淡色の横斑が見られる。幼羽でこうした模様を持つ個体はしばしばいるが、その程度は様々なようである。幼羽では部位に問わずこうしたひょろっとした薄い斑が出現するのかもしれない。
同上
大雨覆の橙色帯は狭い。雨覆全体は一様でなく僅かに羽縁がある。
同上
嘴基部から第一回生殖羽が進出しているのがわかる。こうした秋特有の幼鳥のコントラストが面白い。
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