IMG_1118
マガモ"アヒル"♀成鳥 18/12/07 神泉苑
カルガモよりも明らかに大きく、下半身はでっぷりと太り、翼も短い。頭部の傾斜や嘴の長さも明らかにマガモより寸詰まりな印象で言うまでもなく家禽である。
嘴に黒斑があり、尾羽は反らないため♀である。年中飼育されていることからも成鳥だろう。
一般的にはアヒルと呼ばれるが、生物学的にみればマガモと同種である。ただしマガモを意味する学名Anas platyrhynchos の後ろに変種を意味するvar.といわゆる家を示すdomesticusがつきAnas platyrhynchos var.domesticusとなる。
アヒルの品種はまさに多種多様で採卵用から食肉用まで多岐にわたる。品種の特定は困難であるが、飼育下では凡庸で大型種のシロアヒルだろうか。
IMG_1132
同上
下嘴はピンク色懸る。足も大きく、羽繕いや水浴びはマガモに比べ鈍重である。恐らく飛翔力はほとんどない。