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マガモ×カルガモ♂成鳥生殖羽 19/02/15 鴨川
この個体は少なくとも2017年5月ごろから鴨川にいる。夏季も渡りをせず、年中同じ場所にいることからも家禽の血筋を持つマガモとの雑種と思われる。
橙色の嘴で上嘴に暗色部を持ち、全身褐色でやや波状斑は粗めになり雄化個体でもあり得るような外観だが、嘴は大柄で雄化特有の縞状の粗い模様にはならず、♀を思わせる特徴もない。また、非繁殖羽に換羽することからも問題なく♂である。
これら両種の雑種はかなり凡庸に観察され、外観は大きく幅がある。この個体はマガモの趣が強いが、頬線は残り、首輪は無い。全身の褐色味と肩羽に見える羽縁のある羽毛、嘴の暗色部はカルガモの影響である。
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同上
魚道をわざわざ歩いて登る。20mほど上流にいたペアの♀のところへ行こうとしているのだが、案外飛ばずに移動する。カモは思っているほどに飛ばない。雨覆や腋羽など、羽ばたきを要する特徴を観察する際には苦労することがある。
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同上
奥はペアと思われるマガモ♀。
この個体とよく似た雄化個体が疎水と鴨川を行き来しており、"雄化擬き"として同時に見つかった。勿論各部を観察すればいう程似ていないのだが、雄化個体とこの雑種は時折どちらとも言い難い外観になることがある。
https://www.youtube.com/watch?v=qqyvb8451wM&feature=youtu.be