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メジロガモ♀幼羽 19/11/17 琵琶湖
草津市内の湖岸でホシハジロなど凡そ1万羽近い群れの端にいた。今季はメジロガモが多数飛来しており、南部中心に10羽近く飛来しているようである。
この個体は頭部の形状も頭頂で尖り、嘴峰に向け傾斜のきついカーブを描くいかにもメジロガモという雰囲気を醸していた。雑種もしばしば観察される中、この個体は特にそうした特徴は無いように思う。
脇羽上列は全て幼羽。肩羽にも羽縁があり幼羽と思われる。IMG_9864-crop
同上
頭部の印象は泳いでいるスピードや緊張状態にもよるが、やはり頭頂は後ろ側によっており、どの姿勢でもメジロガモを想起させるものである。単独でも明らかに華奢で嘴も小さめである。
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同上
腹部にも密に並んだ紋様の幼羽が残っている。体部が伸びると一層脇羽の幼羽らしい尖りがわかりやすくなる。
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同上
嘴爪の黒色はやや左右に滲む。識別図鑑の図版の通りであり、実物に感動した。
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同上
左は♂成鳥。後程記事にする予定。顎には大きな白斑が見られる。足は青灰色。この辺りは齢差は無さそうに思うが、どうだろうか。
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同上
尾羽も幼羽と思われる。Vノッチがあるように見えるが、重なっている可能性もある。1対のみ換羽しているだろうか。
光沢は幼鳥ということもあってか鈍く、深くベッタリした金属系の赤光沢を放っていた。虹彩は♂と異なり黒いため、一様に暗い印象を受けた。しかしながら湖面の灰に溶け込むとなんとも美しい控えた光沢で見ごたえがある。当種のこの性齢は初めての観察。